一般企業と併願したいからSPIだけで受験できる自治体が知りたい
勉強が間に合わないから……
SPIだけで受けらる自治体を教えてほしい
本日は、こういった悩みを解決する記事をご用意しました。
近年、公務員試験においてもSPIのみで受験できる自治体が増加しています。
ここ1~2年で一気に増加した感覚がありますね。
難易度が高く、受験科目の多い公務員試験に比べると、SPIは比較的簡単と言われているので、公務員試験受験者の中でもかなり人気のある試験区分です。
さらに、SPI試験を実施する自治体は独自日程であることが多く、併願先としても人気があります。
そんなSPI試験のみで受験できる自治体を一覧にまとめましたので、参考にしてみてください!
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公務員試験におけるSPI試験とは?
そもそも、SPI試験ってなに?
SPIで受験できる自治体一覧の前に、公務員試験におけるSPI試験についてお話しておきます。
ここの知識がある方は、スキップして一覧へ行ってOKです。
SPI試験の試験形式
SPI試験には、上記に記載した4つの試験形式があります。
一般的に、テストセンターの割合が多いと言われていますが、ペーパーテストのようなマークシートを用いた試験形式もあります。
自治体によって様々なので、ホームページや試験要項などをチェックして確認しておきましょう。
SPI試験(テストセンター)については「SPI3テストセンターの対策と全体像!」で詳しく解説をしているのでそちらをご覧ください。
SPI試験の出題範囲
SPI試験は、性格検査と基礎能力検査に分かれていて、基礎能力検査はさらに言語分野と非言語分野に分かれています。
そして、SPI試験対策で重要となるのがこの言語分野と非言語分野です。
言語分野:長文読解、熟語の成り立ちなど【文章理解】に近い
非言語分野:確率、場合の数、経過算など【数的処理】に近い
「公務員試験の勉強をしておけばSPI試験は大丈夫」と良く言われていますが、その根拠は出題分野が似ているからです。
その点、難易度はSPI試験の方が簡単なので、公務員試験の併願先として人気が出てきています。
公務員試験におけるSPI試験の詳細は「公務員試験におけるSPI3とは?」に詳しく書いているのでぜひご覧ください!
SPI試験のみで受けられる自治体一覧
以下は、SPI試験で受験可能な自治体を一覧として示します。
なお、この表は令和3~6年度の試験要項を参考に作っています。
※詳細は各自治体のホームページをご覧ください!
都道府県 | 市町村 |
---|---|
北海道 | 釧路市 |
苫小牧市 | |
登別市 | |
小樽市 | |
北広島市 | |
富良野市 | |
網走市 | |
深川市 | |
千歳市 | |
歌志内市 | |
青森県 | 五所川原市 |
つがる市 | |
黒石市 | |
鶴田町 | |
秋田県 | 秋田県 |
大館市 | |
由利本荘市 | |
男鹿 | |
能代市 | |
北秋田市 | |
岩手県 | 岩手県 |
北上市 | |
一関市 | |
住田町 | |
山形県 | 米沢市 |
宮城県 | 気仙沼市 |
福島県 | 会津若松市 |
南相馬市 | |
相馬市 | |
田村市 | |
いわき市 | |
喜多方市 | |
郡山市 | |
東京都 | 調布市 |
日野 | |
西東京市 | |
町田市 | |
東久留米市 | |
国分寺市 | |
武蔵野市 | |
武蔵村山市 | |
昭島市 | |
福生市 | |
稲城市 | |
埼玉県 | 草加市 |
狭山市 | |
鴻巣市 | |
飯能市 | |
行田市 | |
三郷市 | |
東松山市 | |
川越市 | |
加須市 | |
坂戸市 | |
越谷市 | |
所沢市 | |
さいたま市 | |
神奈川県 | 横須賀市 |
小田原市 | |
横浜市 | |
厚木 | |
鎌倉市 | |
南足柄市 | |
相模原市 | |
伊勢原市 | |
三浦市 | |
綾瀬市 | |
千葉県 | 銚子市 |
千葉市 | |
柏市 | |
東庄町 | |
茨城県 | 守谷市 |
阿見町 | |
水戸市 | |
つくば市 | |
下妻市 | |
稲敷市 | |
行方市 | |
常陸太田市 | |
石岡市 | |
筑西市 | |
栃木県 | 日光市 |
宇都宮市 | |
那須塩原市 | |
海津氏 | |
静岡県 | 沼津市 |
磐田市 | |
富士宮市 | |
伊豆市 | |
裾野市 | |
御前崎市 | |
浜松市 | |
島田市 | |
掛川市 | |
伊豆の国市 | |
湖西市 | |
長野県 | 飯田市 |
長野市 | |
飯山市 | |
茅野市 | |
石川県 | 七尾市 |
福井県 | 大野市 |
小浜市 | |
岐阜県 | 飛騨市 |
瑞穂市 | |
中津川市 | |
可児市 | |
高山市 | |
関市 | |
富加市 | |
山梨県 | 都留市 |
富士吉田市 | |
富山県 | 富山市 |
砺波市 | |
群馬県 | 伊勢崎市 |
新潟県 | 妙高市 |
新潟市 | |
加茂市 | |
長岡市 | |
燕市 | |
見附市 | |
三条市 | |
愛知県 | 豊田市 |
長久手市 | |
田原市 | |
一宮市 | |
尾張旭市 | |
碧南市 | |
豊明市 | |
蒲郡市 | |
高松市 | |
愛西市 | |
岡崎市 | |
安城市 | |
豊橋市 | |
みよし市 | |
西尾市 | |
大府市 | |
京都府 | 京都市 |
南丹市 | |
亀岡市 | |
舞鶴市 | |
木津川市 | |
長岡京市 | |
福知山市 | |
大阪府 | 大阪市 |
四條畷 | |
吹田市 | |
摂津市 | |
八尾市 | |
岸和田 | |
豊能市 | |
泉大津市 | |
河内長野市 | |
兵庫県 | 尼崎市 |
明石市 | |
加古川市 | |
猪名川市 | |
三田 | |
南あわじ市 | |
淡路市 | |
神戸市 | |
滋賀県 | 大津市 |
草津市 | |
米原市 | |
近江八幡市 | |
甲賀市 | |
奈良県 | 奈良市 |
桜井市 | |
橿原市 | |
大和郡山市 | |
三重県 | 伊賀市 |
名張市 | |
志摩 | |
亀山市 | |
松阪市 | |
和歌山県 | 和歌山県 |
有田市 | |
岩出市 | |
橋本市 | |
広島県 | 廿日市市 |
呉市 | |
尾道市 | |
岡山県 | 岡山市 |
備前市 | |
浅口市 | |
島根県 | 松江市 |
浜田市 | |
山口県 | 山口県 |
岩国市 | |
防府市 | |
鳥取県 | 米子市 |
愛媛県 | 愛媛県 |
今治市 | |
松山市 | |
八幡浜市 | |
西条市 | |
徳島県 | 阿南市 |
鳴門市 | |
香川県 | 坂出市 |
高知県 | 高知県 |
香南市 | |
安芸市 | |
福岡県 | 北九州市 |
太宰府市 | |
古賀市 | |
糸島市 | |
小郡市 | |
直行市 | |
宗像市 | |
長崎県 | 長崎市 |
諫早市 | |
大村市 | |
佐賀県 | 嬉野市 |
伊万里市 | |
大分県 | 中津市 |
熊本県 | 玉名市 |
荒尾市 | |
天草市 | |
宇城市 | |
宮崎県 | 都城市 |
日南市 | |
宮崎市 | |
鹿児島県 | 日置市 |
ここ数年で、かなりの自治体がSPI試験(SPI型)の受験を取り入れています。
もしかすると、志望先の自治体がSPI試験を取り入れている可能性もあるので、一度チェックしてみると良いかもしれません!
注意点【受験を考える前に!!】
SPI型の試験はメリットだらけだけど、注意点やデメリットはあるの?
【注意点】
・倍率が高い
・受験できる自治体が少ない
・面接重視の試験になる
メリットしかないように見えるSPI型の試験ですが、デメリットや注意点もあるため紹介しておきます。
倍率が高くなる傾向にある
公務員試験を受ける必要なく、より簡単なSPI試験を受けるだけで良いという好条件だからこそ、倍率はかなり高くなります。
みんな同じことを考えますからね。
比較的受験負荷は低いですが、合格できるかどうかは実力やその後の面接次第になります。
倍率が高くなることを忘れず、受験計画に組み込むようにしましょう。
受験できる自治体が少ない
SPI試験で受験できる自治体は増えてきているとはいえ、まだまだ実施自治体は少ないです。
「楽をしたい」という理由で、SPI試験のみに絞るのはかなり危険!
リスクヘッジをしっかり行い、就職活動の計画を立てるようにしましょう。
公務員試験におけるおすすめの併願は「失敗しない併願先の選び方とおすすめパターン紹介」をご覧ください!
面接重視の試験になる
SPI試験は公務員試験に比べ、簡単と言われています。
そのため、筆記試験のハードルは低いですが、その分面接試験のウエイトは上がります。
僕自身も、SPI型の試験を受けましたが、僕が受けた自治体は面接試験は2段階で行われました。( 集団面接 → 個別面接 )
面接内容もかなり変わっていた印象があり、より応用力が求められるような質問が飛んでくる可能性があります。
筆記試験のハードルが下がる分、面接試験が難しくなることも考えておきましょう。
面接試験の対策については「面接試験の重要性と必ず聞かれる質問5選」をご覧ください!
メリット・デメリットを頭に入れたうえで、就活の計画を立てよう!
まとめ【公務員試験も人物重視へ】
本日は、SPI試験で受験できる自治体の一覧をご紹介しました。
ひと昔の公務員試験は、筆記試験に重きが置かれていて、受験ハードルがかなり高かったです。
しかし、近年、筆記よりも人物重視の傾向が強くなっています。
良い人材が企業へ流れているため、自治体側も一般企業との併用をしやすいようにSPI試験を取り入れている傾向にあります。
筆記試験の対策も重要ですが、面接試験もかなり大切になってきているため忘れず対策してくださいね。
「SPI試験で受験できる自治体がある」という選択肢もふまえつつ、自分自身のキャリアプランをこの機会にぜひ考えてみてください!
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