公務員試験の時事対策って具体的に何をすればいいの?
ニュースを見ればOK?それとも参考書の暗記?
おすすめの勉強方法ってある?
みなさん、このような悩みを抱えていませんか?
また、こういった悩みを具体的に解決する記事は少なく、多くの受験生は本当に必要な時事対策ができていないまま、本番を迎えてしまいます。
その結果、勉強していたものとは全く違う問題が出てきて解けないまま終わってしまうんです。
そこで、このような悩みや問題を全て解決する記事を用意しました!
この記事を読むことで
- 時事対策の頻出テーマがわかる
- 時事問題に強くなる勉強方法がわかる
- 時事対策に有効な参考書が選べる
- 時事対策で意識するべきポイントが理解できる
本当に必要な公務員試験の時事対策を学んで、周りの受験生と差をつけちゃいましょう!
今すぐ対策せよ!時事対策が重要な理由
公務員という仕事の特性上、国やその自治体で起きている社会情勢を理解しておくことはかなり重要です。
公務員試験で問われる時事問題は、公務員としての職務に直接関連する内容で構成されており、現代社会の動向を把握しておく必要があるんですね。
さらに、時事問題は近年の公務員試験において重要度が増しています。
具体例として、国家公務員試験の制度変更があります。
以前は、社会科学という分野に時事問題が含まれているケースがほとんどでした。
しかし、2024年度の国家公務員試験から、社会科学・人文科学・自然科学の3分野すべてにおいて、科目に関連した時事問題が出題されるようになりました。
また、論文試験や面接試験でも時事の知識が必須です。
例えば、論文試験では、
- 新型コロナウイルスの影響
- デジタル化の進展
- 環境問題
- 災害対策
など、最新の社会問題に関するテーマが出題されることが多いです。
面接試験でも「最近関心のあるニュースは?」といった質問が定番で、受験生の知識や見解が評価されます。
そのため、公務員試験において時事対策は必須になるわけです。
公務員試験における時事問題の出題傾向
頻出テーマは以下の通り!
頻出テーマ | 詳細なテーマ |
---|---|
経済政策 | 国の予算、GDP、公債金 など |
社会問題 | 空き家問題、児童虐待、プラスチックごみ問題、社会保障制度 など |
災害対策 | 風水害などの自然災害、交通事故、大気汚染などの人為災害 など |
地方創生 | 移住政策、観光政策、インバウンド など |
デジタル社会の推進 | 行政のDX化 など |
科学・文化 | ノーベル賞、世界遺産、宇宙開発 など |
これらのテーマは、公務員としての業務に直接関係するため、対策が必須です。
そのため、日常的なニュースのチェックや参考書の読み込みを通じて社会情勢を深く理解することが重要になります。
時事問題に強くなるための勉強方法
公務員試験の時事問題に強くなるためには、以下の4つの方法を取り入れることが効果的です。
- ニュースのチェック
- SNSの活用
- アプリの活用
- 参考書、問題集の活用
それぞれ解説していきます!
ニュースのチェック
時事対策の基本はニュースチェックです。
毎日のニュースをチェックし、最新の出来事やトレンドを把握することで、試験に出題される可能性のあるテーマを把握できます。
特に経済政策や社会問題に関するニュースは、公務員試験で頻繁に取り上げられるのでアンテナを張って、知識として落とし込んでおくことが重要です。
SNSの活用
時事対策を効率的に進めていくためには、SNSも役立つツールの1つです。
特にX(旧:Twitter)などで、政治や経済に関する情報を発信しているアカウント、公務員試験の時事対策アカウントなどをフォローすることで、リアルタイムで情報を得ることができます。
また、SNS上の議論やコメントを読むことで、異なる視点からの理解を深めることができます。
ただ、使いすぎはかえって勉強時間を削がれることがあるので注意してください!
僕自身もInstagram上で、時事問題について情報を出しているので参考にしてみてください!(こんな感じで毎月注目の時事問題をピックアップしてます!)
アプリの活用
時事問題をクイズ形式で学べるアプリを利用することで、楽しく効率的に知識を定着させることができます。
アプリの良さは、素早く簡単に場所を問わず学習できる点です。
最近は、AIの活用により、自動復習機能や弱点を教えてくれる機能もついているため、より効率的に学ぶことができます。
重たい参考書などを持ち運ぶ必要がなく、通勤・通学、隙間時間に勉強できるのも嬉しいポイントです。
おすすめのアプリは後ほど紹介します。
参考書・問題集の活用
言わずもがな、公務員試験の時事対策として参考書・問題集は必須です。
おすすめの参考書などは後述しますが、その年の公務員に関連する時事をプロの予備校講師がまとめてくれているため、いちばん効率よく時事対策ができます。
公務員試験の時事対策は、単なる暗記ではなく、理解と分析が求められます。
ニュースチェック、SNSの活用、アプリの利用をうまく組み合わせることで、時事問題に強くなることができるんです!
時事対策におすすめのアプリ3選
おすすめのアプリは以下の3つ!
- 最新・時事対策 問題&解答
- Kindle Unlimited
- オーディオブック
最新・時事対策 問題&解答
このアプリは、最新の政治・経済・人口統計など公務員試験に必須な時事問題が学べます!
僕がこのアプリをすすめる1番の理由は「最新の時事が学べる」点です。
ほかのアプリは、前年度に起きた時事などがまとまっているだけのいわば総合的な問題集的なアプリなのに対して「最新・時事対策 問題&解答」はリアルタイムで最新の時事問題が追加されていくスタイルです。
タイムリーにいち早く時事問題を確認できる点は他のアプリとは違ってかなり魅力的!
解説もわかりやすく、使いやすいのでぜひ、活用してみてください!
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedとは、アマゾンの提携している電子書籍のサービスです。
これで時事対策ができるの?と疑問に思った方もいると思いますが、実はこのKindle Unlimited内には、無料で学べる「時事問題の1問1答」問題集が多くあるんです。
Kindle Unlimitedは、月々お金がかかるサービスではありますが、初月無料キャンペーンなどが実施されており一定期間であれば無料で学ぶことが可能です。
また、すでに契約されている方やPrime Studentに加入されている方であれば、利用できる可能性があるので一度確認してみてください!
様々な1問1答を解くことができるのでおすすめです!
Amazon オーディブル
最後は、Amazonオーディブルです。
このサービスもAmazonが提携している耳で聞く読書サービスになります。
僕自身、イチオシのサービスで通学中・通勤中はもちろんん、家事の合間やバイトの休憩時間など隙間時間に参考書なしで学ぶことができます!
スマホ1台あれば場所を問わず、勉強ができますし、時事対策だけではなく、社会科学や人文科学、自然科学、面接対策まで幅広く勉強できる点も魅力的!
月々お金はかかるものの、予備校に通うことを考えると微々たるものです。
かなりおすすめのサービスなので、興味ある方はぜひ↓
時事対策におすすめの参考書2選
続いて、おすすめの参考書をみていきましょう。
僕が試して「効果が出る!」と実感した参考書は以下の2つです!
- 速攻の時事
- 公務員のライト 時事本
速攻の時事
「速攻の時事」は、公務員試験において重要な時事問題を効率よく学べる一冊!
\僕が感じたメリット!/
- 「要点整理」「確認問題」の掲載あり!本試験さながらの対策ができる
- 毎年最新版が発売されるため常に新しい情報を得ることができる
- 時事の背景や流れが丁寧に解説されているため、深い理解を得ることができる
- 人口、出生率などの人口統計や政府がまとめた白書の解説があり論文・面接対策にも活きる
要点を絞った解説と試験によく出題される最新の時事ニュースを厳選し、重要ポイントを分かりやすく簡潔にまとめているため、短時間でも効率よく学習できるのが魅力!
少し文字量が多い点が少し気になりますが、内容は間違いない一冊です。
公務員試験の教科書 時事本
「公務員試験の教科書 時事本」はより視覚的に時事対策をしたい人におすすめの一冊です!
\僕が感じたメリット!/
- 図解やグラフが豊富に使用されているため、視覚的に理解しやすい
- 掲載されている問題数が300問と他の参考書に比べて多い
- 本試験に出る確率(的中率)が高い
- 国家公務員試験の新科目「情報」についても学べる
「時事本」最大の強みは、図解やグラフ、表を多用している点です。
これにより、複雑な時事問題も視覚的に整理され、より深く理解することができます。また、重要事項もコンパクトにまとまっているため、短時間で効率よく学べる点も魅力!
忙しい社会人受験生にも好評で、スキマ時間での学習に役立つとの口コミが多く寄せられている一冊です!
さらに、時事問題が試験にどのように出題されるかを意識した構成が特徴で、的中率が高い!と僕のフォロワーさんからもかなりの高評価をいただいています!
より直感的に学びたい方にはおすすめです!
論文試験と時事問題の関係
上記でも少し話しましたが、公務員試験の論文試験でも時事の知識は必要になります。
これは、公務員として必要な社会問題に対する理解力や論理的思考力を測るためですね。
例えば、近年では新型コロナウイルスの影響やデジタル化(ICT化)、環境問題などが取り上げられています。
【2022年 横浜市職員採用試験より】
現在、私たちの暮らしのあらゆる場面においてデジタル化が浸透しており、行政手続においても、より快適なサービスが求められています。このような社会情勢を踏まえて、デジタル化の推進に向けて横浜市が取り組むべきことは何か、あなたの考えを述べなさい。
【2023年 大阪府庁職員採用試験より】
深刻な自然災害・異常気象など、気候変動問題への対応を背景として、カーボンニュートラル目標を表明する国・地域が増加し、世界的に脱炭素の機運が高まる中、我が国においても、2030年度の温室効果ガス49%削減、2050年カーボンニュートラル実現という国際公約を掲げており、事業活動においてもカーボンニュートラル実現の重要性が高まっている。この国際公約を達成するためには、大企業のみならず、日本の温室効果ガス排出量の約2割程度を占める中小企業においても脱炭素化を進めていくことが必要である。これらについて、次の(1)、(2)の問いに答えなさい。
(1)脱炭素経営によってもたらされる中小企業側のメリットに触れつつ、中小企業がカーボンニュートラルに取り組む意義について、あなたの考えを述べなさい。
(2)中小企業がカーボンニュートラルの取組みを進めるにあたり、行政として企業の取組み段階に応じてどのように支援できるか、あなたの考えを具体的に述べなさい。
このように、単語の知識や社会情勢を把握しておかなければ、これらの設問に対応することはできません。
そのため、時事問題は筆記試験のためだけではなく公務員試験全体・合否に直結するということを忘れないでください!
時事対策で意識するべきポイント
ニュースや参考書を読んで社会情勢を理解することはわかったけど、具体的にどこを意識してニュースなどをみたらいいの?
結論、意識して欲しいのは、実際の行政業務と密接に関連しているかです。
例えば、デジタル化の場合。
なぜデジタル化が行政にとって重要なのかというと人口減少、公務員人口の減少などから、1人当たりの生産性を上げる必要が出てきているからです。
そのため、行政は以下のような対策をとっています。
- 紙主体から電子主体への切り替え
- 広報を印刷からSNSやその他の媒体を使う
- 行政の窓口業務であった、住民票の発行などもコンビニ等で発行
- 各種オンライン手続きで実行可能 など
こういった、行政の業務に直接関わるような出来事を日頃のニュースなどでウォッチしておくことで時事問題に強くなり点数を伸ばすことができるようになるんです。
最後に
本日は、時事問題に強くなるための勉強方法やおすすめのアプリ、参考書を紹介しました。
時事問題は、ほかの科目ように出題される問題をある程度予想することが難しいです。
どんな角度で、どんな聞かれ方で問題が出題されるかわかりません。
そのため、表面的な暗記ではなく、背景や流れその本質を知っておく必要があります。
この記事で紹介した勉強方法をうまく組み合わせて、時事問題に強くなってください!そして、公務員試験合格を掴み取りましょう!
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