みなさん、公務員試験についてこのような悩みはありませんか?
「勉強しているけど、合格ラインに乗るイメージがわかない。」
「そもそも合格ラインって何割?」
今回は、こういった悩みのある方に向けて記事を書いていきます。
この記事を読めば、
●公務員試験(教養試験)の合格ラインがわかる
●合格ラインに点数が乗るイメージが湧く
●合格するための勉強方法の方向性がさだまる
上記の内容が理解できると思います。
これから紹介する内容は、僕が実際に試してみて効果のあったもの。情報を集めていく中でたくさんの方々が共通して言っていたことを参考にしています。
僕自身も、かなり信頼性があり確実性のある内容だと思っています。
では、さっそく結論から!
合格ラインに乗せるためには【数的処理】と【文章理解】を軸にする。
これだけです。
以下で、その理由を詳しく解説していきます。
【記事を書いている僕は】
● 2021年度の公務員試験を受験(完全独学)
● 4つの自治体を受け、すべてに上位で合格
● 大学時代は公務員試験について調べまっくた公務員試験オタク
【そもそも論】公務員試験(筆記試験)の合格ラインは何割?
そもそも、公務員試験における合格ラインは何割かご存じですか?
✔教養試験の合格ラインは6割、7割取れれば安心。
このように言われています。
【なぜ6割?】根拠を解説
国家公務員の採点基準にはなりますが、下記の内容で計算され合格ラインを定めているようです。
正直わかりにくいので覚えなくて全然OKです!
この式を使って計算してみると、
関東甲信越ブロックの場合、一次試験(筆記試験)の合格ラインは366点なので
仮に教養試験、専門試験を6割(24点/40点中)取れば
教養試験:118.60点
専門試験:251.42点
合計:370点
これで合格点を超えます。
そのため、大体の合格ラインは6割だと言われている訳です!
【教養試験】出題科目と問題数
教養試験について
【出題数】 全40問
【出題科目】 数的処理 / 文章理解 / 社会科学 / 自然科学 / 人文科学
というわけで、公務員試験の合格ラインがわかったところで、以下では教養試験の科目に絞って6割を越すための対策について解説していきます。
(※専門試験は、受験職種によってバラバラなので割愛させていただきます。)
数的処理(出題数:15問前後)【重要度:★★★★★】
●数的推理
●判断推理
●空間把握
●資料解析
内容は上記の4つ!
数的処理は、「速さ」「濃度」「確率」「方程式」などTHE・数学的な問題
判断推理は、「トーナメントで当たる確率」「発言から嘘か本当かを見抜く問題」「道順は何通り?」など頭をひねるような推理系の問題が出題!
空間把握は、文字通り「図形を用いた体積や面積の計算」「面の数の計算」「立体になる組み合わせ」など図形を用いた問題
資料解釈は、グラフや資料から様々な問題を読み解き解答を出す問題
40問中15問前後の出題数が出るため、とても重要な科目!
文章理解(出題数:10問前後)【重要度:★★★★☆】
●現代文
●英文
●古文(出ない自治体もある)
内容は上記3つ!
問題自体は、比較的簡単な問題。センター試験や共通テストのようなイメージ!
ただし、40問中10問以上の出題数があるため、こちらも重要科目!
社会科学(出題数:7問前後)【重要度:★★★☆☆】
●政治
●経済
●社会
●法律
●時事問題
内容は上記5つ!
専門試験でこの分野が出る場合は、専門試験対策で代替可能!教養試験の対策はしなくてOK!
しかし、専門試験がこの科目でない場合、社会科学はかなり重要!問題数も40問中7問。
ここで点数を取れるか取れないかが合格の分かれ道になる可能性がある!
自然科学(出題数:3問前後)【重要度:★★☆☆☆】
●生物
●化学
●物理
●地学
●数学
内容は上記5つ!
理科系科目が得意なヒトは得点源になりうる科目!
出題数は3問と多くはないため、苦手なヒトは捨ててもOK
人文科学(出題数:3問前後)【重要度:★★☆☆☆】
●日本史
●世界史
●地理
●思想
●文学
内容は上記5つ!
この科目も、自然科学と同様、得意なヒトは得点源に!苦手なヒトは捨て科目に!
6割を越すコツは【数的処理】と【文章理解】
では、なぜ【数的処理】と【文章理解】が重要なのでしょうか?
理由はいたってシンプルです。
【数的処理】と【文章理解】で6割超えるから
数的処理は15問程度、文章理解が10問程度、合計25問以上出題されます。
40問中25問ですから、6割以上の出題数になるわけです。
【数的処理】と【文章理解】を全問正解すれば教養試験は合格することができます。
そのため、【数的処理】と【文章理解】を軸に勉強することが教養試験を合格ラインに乗せるためには大切という訳です。
しかし現実問題、そう甘くはありません。
数的処理はかなり複雑な問題が出ますし、文章理解も全問正解は難しいでしょう。
そのため、この2つの科目の不足点分を他の科目で補うことが重要になります。
~イメージ~
【数的処理】 11点/16点中
【文章理解】 8点/11点中
【他科目】 5点以上/13点中
合計: 24点以上/40点中
このように考えると、意外といける気がしてきませんか?
公務員試験の教養試験は勉強計画、戦略次第では十分合格可能な試験なんです!
そのため、今後の勉強の方針としては
【数的処理】と【文章理解】をメインに勉強
その他の科目は、【社会科学】を重めに!【自然科学】と【人文科学】は得意な方を!
このスタンスで良いと思います!
まとめ【誰でも6割は越えられる!】
本日は、【公務員試験の点数を合格ラインに乗せる方法】について解説してきました。
教養試験突破のカギは【数的処理】と【文章理解】!
その他の科目で不足分の穴埋めを!
これに尽きます!
この方向性で勉強を進めていけば誰でも合格ラインの6割は越すことができます!そして、教養試験で点数を稼ぐことができれば、専門試験で少し有利になる。
この教養試験を攻略することが公務員試験突破のカギなんです!
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残り少ない期間ですが、頑張りましょう!
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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