公務員試験に穴場はある?受かりやすい自治体の特徴を紹介!

公務員試験

みなさん、こんにちは!

ぽんきちです。

本日は、【公務員試験に穴場はあるのか?】について解説していきます。

公務員試験に挑戦したいけど、勉強はそこまでしたくないなあ..

受かりやすい穴場ってないの?

受かりやすい自治体ってあるの?

こういった疑問に答えてきたいと思います。

公務員試験はとても大変と言われている試験の1つです。

そのため、「受かりやすい穴場的な試験を教えてほしい!」こういった質問を良くいただきます。

僕自身も1年前は考えた時期もありました(笑)

しかし、結論を言うと受かりやすい穴場は【ない】です。

その理由を、僕の経験などを通じてお伝えしていきます。

※ちなみに、僕は昨年4つの自治体の公務員試験を受けてすべてに合格できました。公務員試験についての分析や研究をがっつりしてきたので、参考になると思います。

【結論】公務員試験に穴場はない理由

先ほどもお伝えした通り、公務員試験に穴場はありません。

その理由は4つあります。

①対策科目が多い(教養試験+専門試験+論文試験+面接試験)

②面接試験の配点が大きい

③大学・仕事との両立

④倍率はほとんど関係ない

それぞれ解説していきます。

理由①:対策科目が多い(教養試験+専門試験+論文試験+面接試験)

公務員試験は対策科目が多いです。

教養試験だけでも約20科目 専門試験を合わせると30科目になる職種もあります。

※専門試験の科目数は職種によります。

各科目の概要はこちら↓

また、それだけの勉強をこなすために公務員試験合格に必要な勉強時間1,000~1,500時間だと言われているほどです。

ぽんきち
ぽんきち

僕も1日平均4~5時間の勉強を1年間続けてきました。

トータルの勉強時間は約1500時間!

おおむねこの時間は間違いないと思います!

公務員試験合格に必要な勉強時間、スケジュールはこちら↓

さらに、そこに論文試験面接試験の対策も入ってくるためかなり大変な試験なんです。

そう考えると、「公務員試験に穴場はない」という理由がわかってくると思います。

理由②:面接試験の配点が大きい

理由の2つ目は面接試験の配点が大きいことです。

仮に、教養試験、専門試験を突破して面接試験に上がれたとします。

近年の公務員試験の比重は面接試験がかなり重要視されていて配点が非常に高い傾向にあります。

ある自治体の配点(面接試験は2次試験、3次試験の合計)

そして、面接試験は面接官の好みによるところが大きいです。

もちろん、適切に合格基準は定められていますが、筆記試験に比べると対人の試験なのでどうしても面接官の裁量しだいになります。

しっかりと対策をすることで合格率を上げることはできますが、しだいなところがあるのも事実です。

そのため、徹底的に対策をしつつ、その時の運も必要になってきます。

公務員試験の面接についてはこちら↓

理由③:大学・仕事との両立

理由の3つ目は大学や仕事との両立です。

上記でも説明した通り、

公務員試験に合格するために必要な勉強時間は1,000~1,500時間

この時間を大学での実習や卒業研究をしながら確保する。会社で仕事をしながら確保することは非常に大変です。

さらに、独学での勉強だと論文試験や面接試験の対策がかなり難しくなってきます。

こういった理由も公務員試験に穴場がない根拠になります。

理由④:倍率はほとんど関係ない

最後4つ目の理由は、倍率はほとんど関係ないことです。

穴場の公務員試験を狙おうとするときに一番に考えつくのが、「倍率の低い場所」だと思います。

しかし、その考えは浅はかだと言えます。その理由は

筆記試験で6割の点数をとる必要があるから

そもそも、筆記試験で6割以上の点数をとらないと2次試験に進むことができません。

仮に、倍率が10倍だったとしても、まずは筆記試験で6割をとることが絶対条件。ここができないとスタートラインに立てないんです。

そして、その後の2次試験は筆記試験で6割のラインを通過できた人数によって倍率は異なります。

そのため、公表されている倍率はあまり当てにならないことが多いです。

以上4つの理由から、公務員試験に穴場はなく、筆記試験の勉強と対策を地道に積み重ねることが1番の合格への近道だと言えます!急がば回れの精神です!

【しいてゆうなら...】合格しやすい自治体の特徴

ここまで、公務員試験はとても大変な試験であることをお伝えしてきました。

基本的に【穴場はない】と考えておいた方が良いです。

しかし、合格しやすい自治体が知りたいというニーズがあるのも事実。。。

そこで、楽ではないことを前提に合格しやすい自治体の特徴を以下で解説していきます。

~合格しやすい自治体の特徴~

予定採用者数が多い大きな自治体

SPI試験のみで受験できる自治体

高卒で公務員になる

予定採用者数が多い大きな自治体

特徴の1つ目が、予定採用者数が多い大きな自治体です。

予定採用者数が多いということは、その分受験申込者も多くなる傾向にあります。しかし、本命ではない受験者が多くいる(本命は地元の自治体)ため、最終的に受かりやすくなります。

僕の友人も、繰り上げで合格できていました!

また、都市部などの大きな自治体は全国から様々な人材を採用したいという傾向が強くあります。

そのため、地方出身で都市部の自治体を目指している方は受かりやすいかもしれません!

SPI試験のみで受験できる自治体

特徴の2つ目はSPI試験のみで受験できる自治体です。

SPI試験というのは、民間企業などで取り入れられている試験方法で性格特性基礎的な知的能力を測定するものです。

言葉の意味や話の要旨を的確に捉えて理解できる力を測る問題(言語分野)

数的な処理や、論理的思考力を測る問題(非言語分野)

などが出題されます。

詳しくは、こちらのサイトを参照ください↓

適性検査「SPI」とは?|就職準備応援サイト|リクルートマネジメントソリューションズ

筆記試験なのですが、比較的レベルは簡単で公務員試験の勉強をしていれば楽に突破できると思います。

しかし、前提はまわりも同じなのでいかにミスなく適切に問題を解いていけるかが大切です。

勉強の負担面を考えると、楽に受かりやすい特徴だと思います。

高卒で公務員になる

そして、特徴の3つ目が高卒で公務員になることです。

大学へ進学する人が多い

受験者のレベルや問題のレベルが大卒区分に比べると簡単

理由として上記2つがあげられます。

まず、高校を卒業して大抵の人は大学進学という進路を取ります。高卒で公務員になるという選択肢を持っている人がそもそも少ないですよね。

そして、受験者のレベルや問題のレベルも大卒区分に比べると明らかに簡単です。

大卒区分になると、有名私立大学の学生や社会人経験のある方、大学院あがりの方など競合が多くいます。それに比べると、高卒区分はかなり入りやすいのではないかなと思います。

まとめ【確実に合格を目指すなら、努力あるのみ!】

本日は【公務員試験に穴場はあるのか?】についてお話してきました。

結論、公務員試験に穴場はないです。楽をして合格はできないと考えておくべきだと思います。

受ける自治体、職種によって勉強の負担は多少異なることもありますが、基本的には一定以上の努力は必要です。

確実に合格を目指したいなら、地道に努力をするしかない!

また、公務員は特別な資格や能力がなくてもなれる職です!誰にでもチャンスはあります。

なりたいという気持ちがあるなら迷わず行動です!ぜひ、この記事や僕のブログを参考にしてみてください!

無駄なく最速で公務員を目指したい方へ

コメント

  1. パンチョ より:

    地方公務員になるという目的だけであれば、穴場の自治体があります。

    東京都ではありますが、島嶼部です。

    村長が総務課を兼務する事態に陥っている場所もあります。

    テスト自体も、無勉でも受かるくらいの簡単な独自のテストであることが多いです(あまりにも実力がないとダメかもしれない)

    給与自体も東京都なのでそこまで悪くはないです

    大島は人気なので厳しいですが、御蔵島、神津島は今時点で人が足らずに絶えず欠員が出ていて、採用時期に関わらず募集していたります

    • たくみ たくみ より:

      コメントいただきありがとうございます!確かに、東京都の島嶼部は穴場ですね。東京都であり、かつ時期に関わらず募集もしている!ご助言いただきありがとうございます!

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