【公務員試験対策は独学か予備校か】メリット・デメリットを徹底解説!

公務員予備校

公務員試験対策って独学と予備校どっちがいいの?

メリット・デメリットを教えてほしい

周りは、予備校に行っている人が多いけど行くべきなのかな?

予備校に行かないと合格できないの?

本日は、こういった悩みを解決する記事をご用意しました!

公務員試験を受けようと思った時、まず悩むのが【独学か予備校か】ですよね。周りは予備校に行っている人が多いし、行った方がいいのかな?

色々な問題や悩みが出てくると思います。

この記事では、【独学】【予備校】それぞれのメリット・デメリットを解説し自分に合った勉強スタイルを見つけられるようになっています。

ぜひ、この記事をよんで自分の勉強スタイルを確立させてください!

【この記事を書いている僕は】

2021年度の公務員試験を受験(完全独学)

4つの自治体を受け、すべてに上位で合格

大学時代は公務員試験について調べまっくた公務員試験オタク

本日の内容は以下の通りです。

予備校か独学か?【結論:独学でも合格できます】

結論、独学でも合格できます。

なぜなら、公務員試験の対策は「問題集を繰り返し解く → できる問題を増やしてく」この繰り返しだからです。

公務員試験(特に教養試験)は、過去出題された問題の類似問題が多い傾向にあります。皆さんも、公務員試験の一番の対策は過去問を解くことだと聞いたことがあるのではないでしょうか。

そのため、各科目の問題集を買う→問題演習を繰り返す→できない問題をできるようにする これが公務員試験対策の本質のため、独学でも合格できます。

ちなみに、僕も完全独学で4つの自治体受けてすべてに合格することができました。

僕の経験上からも独学で合格は十分に狙えると思います。

データ上は予備校出身の合格者の方が多い

しかし、データ上は予備校に通っていた人の割合が大きいです。

色々な予備校のホームページを見てみても、国家一般職や都庁、県庁などの合格者は1/3~2/3は予備校生という結果が出ているほどです。

一般的に難関と言われるような場所を受ける場合はやはり予備校に行く人が多い傾向にあるみたいです。

また、地方公務員でも予備校に通っていたという方は少なくなく、予備校の生徒の声を見ていても満足度は高いように思います。

「独学か予備校か」答えはなく、あくまで一つのツールとして考えてみてください!

独学のメリット【自分のペースで自由に勉強できる】

以下では、独学のメリットを解説していきます。また、独学でも対策が可能な科目なども紹介していきますので参考にしてみてください。

お金がかからない

勉強スタイルや時間に縛られない

❶お金がかからない

独学の場合、基本的には各科目の問題集を買ってひたすら解いていく方法で勉強していきます。そのため、必要な費用は問題集代(+勉強場所がかかる場合もある)のみです。

教養試験が5~7科目専門試験 多く見積もって計10科目だとします。

問題集1冊1000~2000円なので、

10科目 ✖ 1,000~2,000円 =1万~2万円

仮に各科目2冊買ったとしても 2万~4万円 で済みます。

予備校の場合、相場は20~30万円ほどなので、そう考えると独学はかなり費用を抑えることができます。

❷勉強スタイルや時間に縛られない

独学は予備校とは違って、好きな時間に好きな科目を勉強することが可能です。

大学生であれば大学生活やアルバイト、旅行、遊びなどに時間を使いつつ勉強することができます。

また、点数が伸びるタイミングは人によってバラバラです。予備校などで周りと比較されやすい環境にいることで焦りや不安が生じ、モチベ―ションが保てなくなるリスクも回避できます。

・自分のペースで勉強したい
・学習計画を立て、自己管理できる
・自分の勉強スタイルが確立できている

こういった方は、独学の方が向いていると思います!

独学のデメリット【勉強以外の部分で時間を取られる】

独学のデメリットは、以下の4つです。
独学の場合、勉強以外の部分でもかなり時間を消費してしまうので注意が必要です!

学習計画や戦略を自分で立てる必要がある

強制力がない

公務員試験の情報が得られない

論文対策、面接試験の対策が難しい

❶学習計画や戦略を自分で立てる必要がある

独学の場合、学習計画や学習戦略を自分自身で考える必要があります。この部分ってかなり時間がかかるんですよね。

さらに、以下の項目も考えていく必要があります。

・過去問の傾向をつかむ
・出題頻度の多い問題の分析
・いつまでにどの科目は完成させるのか
・学習の比重はどうするか?
・時間配分は? 
 など

様々な事柄を自分自身で考えながら学習を進めていかないといけないため、勉強以外の部分で時間や思考を持っていかれてしまいます。

【独学必見】合格ラインへの持って行き方を解説!↓

❷強制力がない

ここも、大きなデメリットの1つです。

独学はすべて自分の意思次第なので強制力が全くありません
サボろうと思えばいつでもサボることができます。

自分自身を管理することが苦手な人は向いていないかもしれません。

❸公務員試験の情報が得られない

独学だと、公務員試験に関する情報が得られにくいです。

ネットやSNSで調べることも十分可能ですが、信憑性に欠ける情報であったり公務員試験の情報がそもそも少ないことが多いです。

僕自身、ネットで色々と調べましたが

・本当に自分に合った情報なのか
・間違っていたらどうしよう
・もう少し詳細な情報がほしい など

中々ピンポイントで求めている情報に出会えないのが本音。

間違った情報を鵜吞みにして学習を進めていくと、取り返しのつかないことになるため情報の精査、信頼できる情報の収集が必要になってきます。

【おすすめ無料ガイドブック!!】

【無料資料】公務員入門ハンドブック|クレアール
【無料資料】初めての公務員試験ガイドブック|アガルートアカデミー

この2つは公務員試験についての情報がかなり細かく載っているのでおすすめです!
1分ほどで資料請求できるので、独学で公務員試験の情報が欲しい方はこの機会にぜひ!!

❹論文対策、面接試験の対策が難しい

独学での対策で一番、難航するのがこの部分です。
逆に言うと、予備校生との差はここが一番開くと言っても過言ではありません。

もちろん、論文試験や面接試験を一人で対策することは可能です。

しかし、こういった対人試験は人が点数をつけるものであり、一番の対策は実践すること。そのため、独学では論文試験、面接試験の対策が難しい傾向にあります。

こういった点を考慮すると、独学の不安点も多くあるように感じます。

独学で対策が可能な科目

教養試験
専門試験(択一式)

教養試験、専門試験の択一式は独学で十分に対策が可能です。

そもそも、教養試験は大学入試の延長のようなものなので難関大学や大学中に資格を取った等の実績のある方は十分に独学で対策できると思います。

また、専門試験の択一式であれば参考書や問題集を繰り返し解くことで対応可能です。

【独学で勉強するならこれ!】公務員試験の対策方法とおすすめ参考書を紹介↓

予備校のメリット【圧倒的に効率が良い!最短で合格を狙う】

続いて、予備校のメリットを解説していきます。また、予備校での対策をおすすめする科目なども紹介していきますので参考にしてみてください。

予備校のメリットは独学のデメリットを補ってくれるイメージです。

勉強のみに集中できる

強制力がある

公務員試験の情報が得やすい

論文試験、面接試験の対策ができる

❶勉強のみに集中できる

講師の方の方針に従って勉強を進めていくだけで良いため、勉強にフルコミットできます。

独学のように、過去問や頻出問題の分析、問題集の選定などに時間がとられないのも魅力です。

❷強制力がある

予備校に行けばある程度学習スケジュールがたちます。やらないといけない環境も手に入るため自然と強制力がつき、勉強をする習慣が身に付きます。

人は環境に依存すると言いますが、予備校に通うことで公務員試験に受かるための環境・マインドが手に入り、強制的に自分自身を変えることができます。

❸公務員試験の情報が得やすい

予備校には、公務員試験対策のプロが多数います。そういった講師に直接質問ができたり、過去の受講生の悩みや相談の蓄積があるのも魅力です。

また、その年の公務員試験対策の分析も行うためリアルタイムで現場の情報を得ることができます。

初めて公務員試験を受ける場合、受験の流れ、対策のポイント、合格後の流れなどわからないことが多いですよね。そういった情報を得ることが容易な点で予備校はおすすめです。

❹論文試験、面接試験の対策ができる

予備校はコースにもよりますが、論文の添削模擬面接を実施してくれます。

独学の部分でも話ましたが、論文対策や面接対策は実践が一番です。実践をして、適切なフィードバックをもらう これを繰り返していく事で合格率は上がっていきます。

そのため、論文試験や面接試験の対策が実施できる点は予備校の大きなメリットだと言えます。

予備校のデメリット【費用がかかる】

ここからは予備校のデメリットをお伝えしていきます。
予備校のデメリットは以下の2つです。

お金がかかる

環境に合わない可能性がある

❶お金がかかる

予備校の費用の相場は20~30万円ほどと言われています。

その点、独学の場合は4~5万円ほどです。

このように、比較するとかなり痛手に見えますよね。大学生となると、あまりお金をかけられないのも事実。そこに、20~30万円はかなりきびしいかもしれません。

しかし、現在は5万円~受講できる予備校も出てきているので下記の記事を参考にしてみてください!

【圧倒的コスパ】業界最安値の予備校はここ!↓

❷環境に合わない可能性がある

ここも予備校のデメリットの1つです。

・講師が合わない

・授業内容がわかりにくい

・自分のペースで勉強ができない など

現代では、完全オンラインの予備校などもあるため自分のペースで勉強ができる環境は作れますし、無料体験などから授業内容を確認して分かりやすい予備校に入ることもできます。

おすすめ予備校まとめ!↓

予備校での対策をおすすめする科目

●専門試験(記述式)
論文試験
面接試験

専門試験に記述がある場合は、独学だと少し厳しい部分があるため予備校をおすすめします。

なぜなら、かなり難易度が高いですし、効率よく勉強を進める必要があるためです。

法律関係のおすすめ予備校はこちら↓
【法律関係ならここ!】伊藤塾の公務員試験講座|伊藤塾

また、論文試験、面接試験も適切なフィードバックが受けられる予備校での対策がおすすめです。
近年、公務員試験における面接試験の配点比重が高くなっている傾向にあります。

独学と予備校生の差が大きくつくのは、この対人試験です。合格を確実に引き寄せたいのであれば、予備校をおすすめします!

公務員試験における面接試験が重要な理由を解説↓

まとめ【自分に合った勉強方法を考えよう!】

本日は、「公務員試験対策は独学か?予備校か?」についてお話してきました。

【独学のメリット】
●お金がかからない
●自分のペースで勉強できる
【独学のデメリット】
●学習計画や戦略を自分で立てる必要がある
●強制力がない
●公務員試験の情報が得られない
●論文対策、面接試験の対策が難しい


【予備校のメリット】
●勉強のみに集中できる
●強制力がある
●公務員試験の情報が得やすい
●論文試験、面接試験の対策ができる
【予備校のデメリット】
●お金がかかる
●環境に合わない可能性がある

独学も予備校も1つの選択肢にすぎません。

苦手分野のみ予備校を使って残りは独学などのハイブリットな勉強法も出来ます!

どちらが良い、悪いもないのでメリット・デメリットを参考にしつつ自分に合った勉強方法を取り入れてみてください。

この記事を書いた人
たくみ

社会人3年目(24)
「公務員を目指す学生や社会人へ公務員試験の突破方法」
をメインにブログを書いている人

【実績】
・2021年、2023年の公務員試験を受験
・4つの自治体を受験し、すべてに上位で合格
・Instagramではフォロワー1,700人突破!

知りたい情報などあれば気軽にコメントしてください!

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