みなさん、こんにちは!
ぽんきちです。
本日は、公務員試験における面接試験の重要性について解説していきます。
✔面接試験ってどのくらい重要なの?
✔自己PRが苦手な人は落ちる?
✔具体的な質問内容が知りたい
こういった方には参考になると思いますので、是非ご覧ください!
僕自身、昨年度4つの自治体の試験を受けすべてに合格することができました。
その、ノウハウなどもお伝えしていきます。少しでも皆さんの悩みが解決するような記事を書いていくので参考にしてください!
本日の内容は以下の通りです。
面接試験の重要性
公務員試験では、各試験(一般教養、専門試験、論文試験、面接試験など)の配点がきめられています。
各自治体によって配点は様々なので、受験したい自治体の試験要項をチェックしてみてください。ここでは、ある市の配点をご紹介します。
※面接試験は2次、3次試験の合計点数を示す
このグラフを見てみると分かるように、公務員試験(保健師)の配点は面接試験がかなりの割合を占めています。
もちろん、面接試験にいくまでに筆記試験をクリアしなくてはいけませんが、面接試験の重要性がわかると思います。
また、保健師という職は住民とのコミュニケーション、関係機関、他職種との連携が非常に大切な役割であり必要な能力です。この力を面接試験で見極めているんです。
筆記試験はあくまで、公務員としての事務的な能力をみるためのもの
面接試験こそが、保健師としての専門性や能力をみるためのものです。
そのため、面接試験の配点がかなり大きくなっているんですね。
自己PRが苦手な人は落ちる?
自己を表現することが苦手です。
公務員試験に合格することは難しいですか?
こういった質問も良くお聞きします。
確かに、面接試験において自己表現は非常に重要な要素です。公務員試験の面接で求められる人物像は、「ストレスに強い人」「心身ともにタフな人」「コミュニケーション能力に長けている人」と言われています。
しかし、自己表現をすることが苦手な人やコミュニケーションに自信がない人でも大丈夫です。
なぜなら、面接試験は準備が9割を占めるからです。
どんな面接試験でも、合格のカギを握るのは「準備」です。面接試験の準備を万全にするためには、早い時期から準備を始めることが不可欠です。
受験する自治体の特徴や業務内容について調べ、よく聞かれる質問に対する答えを考えておきましょう。さらに、面接の答えを繰り返し練習して、どんな質問にも明確に答えられるようにすることが大切です。
準備のもう一つの重要なステップは、受験する自治体のホームページや資料を確認しておくことです。ここには、業務内容や求める人材などの情報、自治体の基本理念などが掲載されています。このような資料に目を通しておくことで、その自治体がどのような質問をしてくるのか、その質問に対してどのように返答するべきかが見えてきます。
後は、自信をもって答えるだけです。自己表現が苦手でも大丈夫です。
面接試験は準備次第でどうにだってなります!
必ず聞かれる質問 5選
面接試験は準備が大切であるというお話をしました。では、具体的にはどのような準備をすれば良いのか、それは質問を想定して、その質問に対する返答案を作っておくことです。
ここでは、僕自身が4つの自治体を受けその面接試験で聴かれた共通の質問を5つ紹介します。
1.志望理由
なぜ、この自治体を選んだのか?まずこの質問は必須で聴かれます。
ここは、素直にこの自治体を選んだ理由を答えましょう。
・志望する自治体の魅力
・自分の長所や性格と自治体の理念が合っている
・この自治体で実現したいことがある
など、他の人と被らず、自分の信念とインパクトがある理由だとなお良いです。
2.強み・セールスポイント
あなたの強みやセールスポイントについて教えてください。この質問も非常に良く聞かれます。
・その強みが保健師という職に活きる
・過去の実体験に基づいたエピソード
・意識して取り組んできたこと
など、より具体的(面接官もエピソードが想像できる)で保健師として活かせるような強みだとよりベストです。
3.短所、弱み
この質問も鉄板です。質問の意図としては、自分自身を客観視できているかです。公務員という職は、良くも悪くも市民の方々に見られる仕事です。
そのため、市民の方々に見られているという自覚を持ち、常に自分を客観的にみて行動することが求められます。
・短所や弱みは素直に書いて良い
・短所や弱みを補うために日ごろから意識していること
短所や弱みは誰にでもあるものです。その弱みを自分自身で理解し、日ごろの生活でどのように意識して補っているか、その意識が成果に出たエピソードなどがあればより良いです。
4.ストレスや負荷に強いか?
公務員という職は、市民からのクレーム、上司や職場内での人間関係など様々な要因のストレスを受けます。ホワイトなイメージがあるかもしれませんが、職場によってはかなりドロドロしていたり、残業が多いようなところもあります。
そういった際に、どのように対処できるかが問われている訳です。公務員は人材こそ資産と言われています。長期的に働いてくれる人材が欲しいため、ストレスや心身のタフさをアピールすることが大切です。
・ストレスや心身ともに疲労した具体的なエピソード(有る場合)
・その状況からの脱出方法
・ストレスや心身ともにタフな具体的な根拠(例えば、部活動での経験など)
面接官にも容易に想像できるようなエピソードと具体的な対処方法があればベストな回答が作れます。また、大きなインパクトのあるエピソードでなくても、日常的な出来事や日々のストレス解消法などでもOKです。
5.市民の方からクレームが入った時どのように対処するか?
この質問は、実際に業務に就いた時を想定された質問です。
公務員という職は、市民の方々の生活を支える仕事です。市民の方々との信頼関係の上に成り立っている職でもあるので、このクレーム対応は公務員としての能力をみられている質問なんです。
回答案は、
まずは、真摯にご意見を受け止め、利用者さんのお気持ちを理解します。
そして、こちらに非がある場合は、利用者さんに思いが伝わるように謝罪します。
自分で対応しきれない時や判断に困る場合は、上司やほかの部署に相談し指示を仰ぎます。
このように、利用者さんからのクレームに適切に対応できるよう、日ごろから、上司や他部署との連携を図るようにしておきます。
このような感じが良いと思います。
ポイントは、「気持ちを受け止め理解しようとする姿勢」「対応できない場合の代替案の提示」「日ごろから実施しておくべき事項」この3つです。
クレーム対応は必ずと言っていいほど聞かれる質問ですので、あらかじめ回答は準備しておきましょう。
番外編
ここでは、少し変則的な面接の質問をご紹介します。自治体によってはこういった質問も起こりうる可能性があるため対策をしておくと良いと思います。
想定質問
「あなたは●●市の保健師です。窓口に子どもの𠮟り方がわかりません。という母親が相談にやってきました。あなたはどのように対処しますか?」
こういった質問が来る場合もあります。
これは想定質問と言って、保健師としての専門性や能力をみられている質問です。
実際の業務内容に沿った質問が来る場合もあるため、こういった質問も来るかもと頭に入れておきましょう。
あなたを●●に例えると?
「あなた自身を家電に例えると何だと思いますか?」
これは実際に僕が受けた質問です。正直「は?」となりましたが、この時の僕の回答が
冷蔵庫だと思います。
保健師という職は市民の方々の受け皿であり、必要なサービスを提供する職です。
冷蔵庫の機能は、食材の備蓄です。私自身が、冷蔵庫のように知識やサービスを蓄え市民の方々に提供できる、また市民の方々からそういったサービスを自ら取ってもらえるような機能を備えた人材になりたいですし、日々意識して取り組んでいるところでもあります。
そのため、私自身を家電に例えると冷蔵庫であると考えます。
このように、答えました。
実際には、「お弁当のおかずに例えると?」といった質問をされた友人もいました。
こういった変則的な質問にも対応できるように準備をしておきましょう。
まとめ
本日は、公務員試験における面接試験の重要性についてお話しました。
✔公務員試験における面接試験は配点がかなり大きい
✔自己PRが苦手でも、「準備」をしておくことで対応できる
✔質問を想定し、くり返し練習しておく
面接試験のカギは「準備」です。想定できる準備はすべてして本番に臨みましょう!
■一般教養試験対策はこちら
■専門試験対策(保健師)はこちら
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