
行政保健師になるには、保健師資格を取るだけでいいの?

国家試験と公務員試験のどちらから準備すればいいの?
行政保健師を目指して調べ始めると、国家試験と採用試験の情報が一緒に出てきて迷う方、多いと思います。
さらに、保健師資格を取得するために、大学や保健師養成所へ進む話は分かっても、市役所で働くまでの順番は意外と見えません。
行政保健師になるには、看護師・保健師の免許を取得し、希望する自治体の採用試験にも合格する必要があります。
つまり、準備する関門は「国家資格」と「自治体採用」の2つです!
この記事では、行政保健師として働くまでの流れを4ステップで解説します!
- 行政保健師になるために必要な資格
- 保健師資格を取る主な3ルート
- 自治体へ採用されるまでの4ステップ
- 4自治体で実際に受けた試験内容
- 新卒と社会人受験の違い
- 市町村・都道府県等の選び方
なお、採用条件と試験内容は自治体・年度・採用区分によって異なります。
最新の自治体情報を必ず確認するようにしてください!

行政保健師になるには?【2つの国家試験と自治体合格が必要】

行政保健師になるには、看護師と保健師の両方の免許を取得し、自治体の採用試験へ合格する必要があります。

保健師国家試験に合格すれば、市役所で働けるんじゃないの?
と思っている方もいると思いますが
国家資格を得る手続きと、行政保健師になるための選考は別です。
最初に3つの条件を分けて理解しましょう!
※なお、保健師資格は看護師国家試験に合格しないと取得できないので注意してください。
| 関門 | 必要なこと | 確認先 |
|---|---|---|
| 看護師資格 | 看護師国家試験に合格し、免許を受ける | 厚生労働省・在籍校 |
| 保健師資格 | 保健師国家試験に合格し、免許を受ける | 厚生労働省・在籍校 |
| 自治体採用 | 希望自治体の保健師採用試験に合格する | 自治体公式の募集要項 |
行政保健師は「資格名」ではなく働き方を表す
行政保健師は、都道府県や市町村などの行政機関で働く保健師を指す呼び方です。
まず看護師・保健師の資格を取得し、その資格を使って自治体の保健師採用試験へ応募するイメージです。
この辺りは後述しますので、そちらをご覧ください!
看護師と保健師の両方の免許が必要
保健師資格を得るには、看護師国家試験と保健師国家試験の両方へ合格する必要があります。
保健師助産師看護師法第7条には、両方の国家試験への合格と厚生労働大臣の免許が定められています。
看護師として病院で働いた経験が必要
という意味ではないので注意してください!
必要なのは、法律と募集要項で定められた資格要件を満たすこと。
私も看護師としての就業経験はありませんが、新卒で自治体の採用試験に合格し保健師として従事しています。
「看護師として働いていないから無理」ではないということは覚えておいてください!
自治体採用試験は国家試験とは別
行政保健師は、都道府県や市町村などの自治体で働く保健師です。
そのため、国家資格を得るだけでなく、各自治体が行う採用試験にも合格が必要です。
日本看護協会の自治体保健師案内でも、都道府県保健師・市町村保健師として就職するには、公務員試験へ合格する必要があると案内されています。
- 国家試験:保健師として必要な知識を確認する試験
- 自治体採用試験:教養試験や専門試験、小論文、面接などを通して行政職員としての適性が確認される試験
この2つを同じ試験だと思わないようにしてください!
取得見込みで受験できるかは募集要項を確認
学生の場合、受験時点では保健師免許を取得していないことが多いと思います。
自治体によっては、採用日までの免許取得見込みを受験資格に含めています。
たとえば、2026年度東京都保健師採用試験は、保健師免許の取得者または取得見込み者を受験資格に含めていました。
ただし、これは東京都の2026年度試験の例です。
取得見込みの基準や免許提出時期は、受験先の最新募集要項で確認してください!
保健師資格を取るには?【主な4つのルート】

保健師免許を取得するルートは大きく分けて以下の4つがあります。
言葉だけだと「自分はどのように進めればいいの?」と迷う方も多いと思うので、現在地とそこからの進め方をお示しします!
現在の学歴や看護師資格の有無から、進み方を確認してみてください👇
| 現在地 | 主な進み方 | 必ず確認すること |
|---|---|---|
| 高校生・進学前 | 看護系大学で看護師課程と保健師課程を学ぶ | 保健師課程の選抜、定員、履修条件 |
| 大学生(看護学生) | 現在の大学で保健師課程を履修できるか確認。難しければ、看護師課程修了者の流れへ | 保健師課程の履修が可能か |
| 看護師課程修了者(社会人) | 大学院、大学の専攻科・別科、短大専攻科等で学ぶ | 入学資格、修業年限、国家試験受験資格 |
| 看護師資格保有者 | 指定された保健師養成所等で必要な学科を学ぶ | 募集対象、通学条件、修了後の受験資格 |
ルート1:【高校生】看護系大学で保健師課程を履修する

看護系大学の中には、看護師と保健師の国家試験受験資格を目指せる課程があります。
ただし、看護学部へ入れば全員が保健師課程を履修できるとは限りません。
学内選抜や定員が設けられている学校もあるため、入学前にカリキュラムを確認しましょう!
確認する項目はこちらです。
- 保健師課程の有無
- 全員履修か選択制か
- 学内選抜の時期と条件
- 保健師国家試験の受験資格を得られるか
- 実習の時期と履修科目
大学名だけで判断せず、学校公式の募集要項とカリキュラムまで確認できると良いですね!
ルート2:【看護学生・大学生】保健師課程の履修を行う

すでに看護学生の場合は、所属している大学で保健師課程の履修ができるか確認しましょう。
上記でも、記述した通り大学によっては
- 全員が保健師課程を履修し保健師国家試験を受ける条件を満たす大学
- 選抜式で保健師課程の履修を決める大学
- 保健師課程がそもそも履修できない大学
があります。
保健師課程がそもそも履修できない看護学生で保健師を目指す場合は、以下の【ルート3・ルート4】の流れに進んでください!
また、看護学生ではなく一般大学の場合は、まず看護師課程が履修できる大学・学科へ編入する必要がありますのでご注意ください!
ルート3:【看護学生・社会人】看護師課程の後に大学院・専攻科等へ進む

看護師教育を修了した後、保健師教育を行う大学院や大学の専攻科・別科などへ進む方法があります。
厚生労働省のjob tag「保健師」では、看護系大学院、看護大学の専攻科・別科、看護短期大学の専攻科などが紹介されています。
「保健師について学べる」と「国家試験受験資格を得られる」は分けて確認してください!
ルート4:【看護師資格の保有者】保健師養成所で学ぶ

看護師資格の保有者などは、指定された保健師養成所で学ぶルートもあります。
第112回保健師国家試験の受験資格には、指定学校で1年以上必要な学科を修めた人や、指定養成所を卒業した人などが含まれています。
すでに看護師免許を取得済みの方は、養成所に通うことも検討してみてください!
【4ステップ】行政保健師として働くまでの流れ

行政保健師として働くには、仕事内容を知り、資格要件を満たし、募集要項に合わせて採用試験を受ける順番で進めます。
「結局、今日から何をすればいいの?」という人も多いと思うので、詳しく紹介して行きますね。
4つのステップへ分ければ、今いる場所から必要な準備を選べるはずです!
ステップ1:行政保健師の仕事内容を知る
最初に、行政保健師が誰へ何をする仕事なのかを把握しましょう。
資格を取ることだけを目標にすると、配属後の仕事とのギャップが生まれます。
市町村の住民支援に関心があるのか、広域的・専門的な業務に関心があるのかも考えてください。
私が経験した行政保健師の実務は、下記の記事で詳しく紹介していますので併せてご覧ください!
まずは、働きたい姿をイメージしましょう!
ステップ2:受験する自治体を探す

自治体の採用ページで「保健師 採用試験」「受験要項」などの表記を探してみてください!
前年の募集は参考になりますが、同じ内容が続くとは限りません。
最新の募集要項が出たら、次の項目を確認してくださいね↓
- 保健師免許と取得見込みの条件
- 年齢や職務経験の条件
- 申込期間と試験日
- 教養・専門・SPI・小論文・面接等の試験科目
- エントリーシート等の提出書類
- 採用予定人数と採用予定日
候補自治体は複数あると安全です!
基本、一次試験の日程が被らなければ複数自治体の受験が可能なので、併願先も同時に考えてください!
ステップ3:募集要項にある試験科目の対策をする
筆記試験の形式は、自治体によって大きく異なります。
教養試験を勉強していても、受験先がSPIなら準備が無駄になりますよね。
保健師専門試験がある自治体もあれば、ない自治体もあります。
募集要項を読んでから、科目ごとの優先順位を決めてください!
全体的な試験対策は、下記記事に詳しくかいているのでそちらもぜひ!

ステップ4:国家試験・免許・採用手続きを完了する
採用試験に合格しても、採用日までに必要な免許を取得できなければ要件を満たせません。
学生は採用試験対策と国家試験対策を並行して進める必要があります!
合格後は、自治体から案内される資格証明や健康診断などの提出手続きを確認してください。
提出物や期限は、自治体から届く案内に従いましょう!
行政保健師の採用試験 試験形式を解説【4自治体の実例】

行政保健師の採用試験には、教養・SPI・専門・小論文・集団面接・個別面接などがあり、組み合わせは自治体で異なります。
「実際には、どんな試験があるの?」と気になりますよね。
私が最終合格した4自治体の試験形式の実例です↓

私が受けた自治体だけでもこれだけの違いがあります!
受験に必要な科目は必ず確認してください。
試験内容を確認し優先順位を決める

必要な試験科目が分かったら、対策するべき優先順位を決めましょう!
各試験で準備する対象を整理しますね↓

この表は、私が実際に受けた試験形式を準備単位へ整理したものです。
配点や出題範囲は自治体で異なるため、募集要項を確認してください。
【実例①】教養・小論文・個別面接の市町村
令和3年度に新卒で受験した市町村①では、教養試験、小論文、個別面接がありました。
専門試験がなくても、保健師の仕事を理解しなくてよいわけではない!
小論文と面接では、自治体の課題と保健師としての関わり方を結び付けて回答する必要があります!
必ず、保健師の役割や業務内容は理解しておいてください。
【実例②】SPI・集団面接の市町村
令和3年度に新卒で受験した市町村②では、SPIと集団面接がありました。
同じ市町村保健師の採用でも、市町村①とは筆記試験も面接形式も違います。
「行政保健師だから専門試験が必ずある」わけではないので注意してください!
【実例③】専門試験もあった政令指定都市
令和3年度に新卒で受験した政令指定都市では、教養試験、専門試験、小論文、個別面接がありました。
この試験では、一般的な公務員試験対策と保健師専門試験の両方が必要でした。
専門試験を受ける人は、下記記事も確認してください!

【実例④】集団・個別面接があった社会人受験
令和6年度に社会人として受験した市町村では、教養試験、小論文、集団面接、個別面接がありました。
社会人としての経験がある場合、新卒時と違い、仕事で得た経験を行政保健師の業務へどう生かすかの整理が必要になります。
職歴を並べるだけでなく、住民支援や組織連携など実績を示しつつ、自分自身の強みと自治体の課題などをつなげるように説明してください!
【注意】同じ自治体でも年度によって試験は変わる
過去の試験情報は役立ちますが、昨年度と同じ内容だとは限りません。
- 2024年度は教養・専門・小論文
- 2026年度は専門・小論文・適性検査
となっています。
同じ自治体の公式情報でも、年度によって第1次試験の構成が変わった例です。
最新の受験年度の募集要項は必ず確認するようにしましょう!
新卒と社会人では何が違う?【両方の合格経験で比較】


保健師って職務経験がない新卒は不利なんじゃないの?
保健師という職の特性上、新卒で保健師になる場合と看護師を経て保健師を目指す方がいらっしゃると思いますので、新卒と社会人の場合で求められることをまとめていきます!
新卒と社会人では使える経験が異なりますが、どちらも自分の経験を保健師業務へ結び付けて伝えることが重要です。
私自身は看護師として働いた経験はなく、新卒と社会人の両方で最終合格しています。
注意するべき点があるのでまとめておきますね↓

【保健師・看護師経験あり】経験は4段階で保健師業務へつなげる

新卒でも社会人でも、筆記試験(教養試験・専門試験・SPIなど)は同じです。
別途対策が必要になるのが面接試験。
面接試験では、新卒も社会人も経験の大きさを競う必要はありませんが、面接官が何をみているかをしっかりと理解することが重要です。
保健師・看護師経験がある場合、面接官が知りたいのは、今までの業務・経験からどのように考え、保健師としてどう働くか。
回答を、次の4段階で整理してみてください!
- 最初に結論を伝える
- その考えに至った理由を伝える
- 背景・役割・行動・結果が分かる経験を伝える
- 学びを保健師業務でどう生かすかを伝える
たとえば「調整力があります」だけでは、働く姿を想像しにくいです。
相手の話を聞き、意見の違いを整理し、折衷案を提案した経験までを伝える。
最後に、住民支援や関係機関との連携でどう生かすかも加えてください!
保健師は、一人で支援や事業を完結させる仕事ではありません。
「周囲の意見を聞かずに進めた」という見せ方より、傾聴・連携・調整が伝わる経験を選びましょう。
新卒は学びの生かし方を整理する
新卒での受験の場合、面接では、実習や大学生活の経験から、自分がどのように人と関わったかを整理してください。
一人で成し遂げた話だけでなく、相手の話を聞き、周囲と連携した経験が使いやすいです。
その経験を、保健師の傾聴・連携・調整へつなげましょう!
市役所・都道府県のどちらを選ぶ?【仕事で決める】

市町村と都道府県等の受験先は、住民との距離や取り組みたい業務から選ぶのがおすすめです!
「市役所と県庁では、保健師の仕事がどう違うの?」と迷う方も多いと思いますので、どちらの業務も経験がある私がまとめていきます!
自治体選びの参考にしてください!
担当業務を比較する

保健師の仕事と聞くと「住民と直接関わる」仕事がメインだと思う方も多いと思います。
しかし、市町村の保健師と県の保健師では大きく仕事内容が異なります。
受験先を比較するときは、次の情報を集めてみてください!
- 保健師はどの部署へ配属されるか
- 母子・成人・高齢者・障がい者・難病・精神・感染症等のどの分野を担うか
- 住民への家庭訪問・相談・健診へどの程度関わるか
- 企画、予算、研修、施設支援、関係機関調整へどう関わるか
- 採用後の研修と異動はどのように行われるか
自治体のホームページだけで分からなければ、採用説明会などに参加して聞くのもおすすめです!
自分が行いたい業務との一致を優先しましょう!
住民と直接関わりたいなら市町村保健師がおすすめ
市町村では、母子保健、成人保健、高齢者保健など、住民に身近な支援へ関わる業務がメインです。
家庭訪問、健診、健康相談、地区活動などを通して、住民と直接話す機会が多くあります。
住民の生活を近くで支えたい人は、市町村保健師が向いているかもしれませんね。
配属部署、役職、組織体制によって、業務内容は変わるため、あくまでメインは窓口や地域活動での市民対応という認識でいてください。(もちろん、事務作業もあります。)
広域的・専門的な仕事をしたいなら都道府県の保健師
都道府県の保健師は、広い地域を対象にした調整や、専門性の高い分野へ関わる業務がメインです。
住民と直接関わる時間より、事業全体の構築、関係機関との調整、資料作成などが多い!
私も実際に従事した経験がありますが、事務作業や調整の比重が大きいと感じました。(本当に保健師の仕事かな?と迷うこともありました。)
その分、規模の大きい仕事ができるので、施策や広域的な仕組みづくりへ関心がある人は、都道府県の保健師が向いているかもしれません!
政令指定都市や保健所設置市は配属候補まで確認する
1つ注意して欲しいのが、政令指定都市や保健所設置市。
これらの自治体は県の仕事も業務に含まれる可能性があります。どちらも経験できる点はメリットですが、配属先によっては、住民支援ができないこともあります。
採用案内、組織図、自治体説明会などで業務内容や配属について確認するようにしてください!
詳しくは、こちらの記事にまとめているのでぜひ👇
公務員試験対策はいつから始める?
行政保健師の試験対策は、試験内容や学生であれば実習などもあると思いますので、一概には言えませんが1年〜1年半前がおすすめです!

自治体ごとに日程が違うため、最初に受験候補と公式情報の確認方法から始めましょう!
学生は国家試験と採用試験の対策が必要

学生は、国家試験対策だけに集中すると自治体の申込を見落とします。
反対に、採用試験だけを進めても、必要な免許を取得できなければ採用条件を満たせません。
予定表を二つに分けて管理してください!
| 資格取得の予定 | 自治体採用の予定 |
|---|---|
| 学校の履修・実習 | 採用ページの確認 |
| 看護師・保健師国家試験の出願 | 自治体採用試験への申込 |
| 国家試験対策 | 教養・SPI・専門・小論文・面接対策 |
| 合格発表・免許手続き | 選考結果・採用手続き |
同じカレンダーに色を分けて入れると、締切の重なりを確認できるのでおすすめです!
社会人は「資格取得」と「採用試験」の現在地を分ける
社会人は、最初に看護師・保健師免許の取得状況を整理してください。
- 保健師免許がない場合:自治体の採用試験より先に養成課程を探して国家試験の受験、免許を取得するところから始めましょう。
- 保健師免許を持っている場合:自治体の採用試験対策に進みます。応募できる採用区分と試験日程の確認を行いましょう。
仕事を続けながら受験する社会人は、試験対策、小論文、面接練習の時間の確保も重要になります。
日々の仕事の最中、対策を進めていく形になりますが、焦らず一つずつ確実に進めていきましょう!
実際の対策スケジュールは、こちらの記事にまとめているのでぜひ見てみてください!
合格後のミスマッチを防ぐには?【おすすめの方法を紹介】

行政保健師のミスマッチを防ぐには、採用案内だけでなく、自治体の計画・業務内容・地域住民の住民性、暮らしまで確認することが重要になります。
「合格できれば、仕事内容は採用後に知ればいい」と思っている受験生は多いですが、その自治体で何十年も働くわけです。
自治体選びはしっかりと時間をかけて行うことをおすすめします!
以下では、仕事内容を確認するおすすめの方法を紹介します。
私が実際に行った業務を中心に保健師の仕事についてもまとめているので、こちらもぜひ読んでみてください!

ホームページ・総合計画・広報誌を読む
自治体ホームページ、総合計画、個別計画、広報誌を読んでみることはおすすめです!
総合計画では自治体全体の方向性をつかみ、個別計画では関心分野の具体的な課題と施策を調べてみてください。
母子保健に関心があるなら、子ども・子育て分野の計画を確認するイメージです!
計画名や期間は自治体で異なるため、自治体ホームページ内で最新資料を探しましょう。
また、広報誌は住民との接点や自治体の課題に対する取り組み、自治体の強みなどが掲載されていることが多いです。
広報誌を読む受験生は少ないので、ぜひ読んでみてください!
説明会・インターンで保健師本人へ聞く
採用説明会やインターンシップに参加できるのであれば積極的に参加することをお勧めします!
現役保健師と直接話せる機会はかなり貴重なので、実際の担当業務や仕事内容についてどんどん質問してみましょう。
また、インターンシップでは、大学の講義だけでは見えにくい、保健師のリアルな働き方(事務作業の多さ、会議、事業運営、地域活動の実態)が確認できます。
説明会などで行う質問は「やりがいは何ですか?」だけで終わらせないことがポイント。
一日の動き、住民と関わる頻度、配属先、研修、部署間連携まで聞けると良いです!
街歩きで住民の生活を想像する
実際に行う受験生は少ないですが、街歩きは本当におすすめです!
私は受験する自治体を実際に歩きました。
- 坂道が多いのか平坦なのか
- 実際の交通量
- スーパーやドラッグストアなどの買い物環境
- 公園
- 公共交通機関
- 主な移動手段
- 開発中の施設
- 病院やクリニックなどの医療機関
など保健師として、実際に住む住民の姿を想像するには打ってつけの方法です!
たとえば、坂が多い地域では、ベビーカーを使う家庭や高齢者が移動するときの負担を考えられますよね。
街歩きで気づいたことは、自治体の重要施策や地域課題と結び付けて確認してください。
観光した感想ではなく、住民の暮らしを保健師の視点で考えましょう!
関心のある事業へ参加する
自治体が実施する講座やイベント、地域事業に市民として参加してみるのもおすすめです!
事業を利用した人や地域の支援者から話を聞くと、公式資料だけでは見えない地域の様子を知れます。
参加条件を守った上で、住民の立場を尊重しながら、行政保健師が働く現場を理解しましょう!
調べた情報を志望理由へ結び付ける
集めた情報は、自治体の強み、課題、重要施策、自分が関心を持つ業務などと一つの線でつなぎましょう。
そのうえで、自分の経験と強みを保健師業務へどう生かすかを考えてください。
自治体理解・保健師理解・自分の経験の3つがつながると、志望理由が具体的になります!
よくある質問【行政保健師になる前の疑問】

行政保健師を目指す人から出やすい資格・採用条件の疑問などへ回答します。
応募条件は自治体ごとに違うため、最終確認は最新募集要項で行ってください!
- Q行政保健師になるためにはどうすればいいですか?
- A
看護師国家試験と保健師国家試験に合格して両方の免許を取得し、希望する自治体の採用試験にも合格する必要があります。取得見込みで受験できるかは、自治体の最新募集要項を確認してください。
- Q市役所の保健師になるには?
- A
市町村公式サイトの採用ページで保健師区分を探し、受験資格・取得見込みの扱い・年齢・日程・試験科目を確認して応募します。国家試験とは別に、市町村の採用試験へ合格する必要があります。
- Q新卒でも行政保健師の採用試験を受けられますか?
- A
保健師免許の取得見込み者を受験資格に含める自治体があります。私も新卒時に市町村2自治体と政令指定都市へ最終合格しましたが、条件は自治体と年度で変わるため、必ず最新募集要項を確認してください。
- Q看護師として働いた経験がなくても行政保健師を受験できますか?
- A
看護師としての就業経験を必須としない場合が多いためなれる可能性が高いです。私も看護師としての就業経験はありませんが、新卒で保健師として従事しています。職務経験要件の有無は自治体ごとに違うことがあるので確認するようにしてください。
- Q行政保健師に年齢制限はありますか?
- A
年齢要件は自治体・採用区分・年度で異なります。一般的な解説記事や過去年度の条件だけで判断せず、受験する年度の募集要項を確認してください。
まとめ【資格取得と採用試験を分けて準備しよう!】

行政保健師になるには、看護師・保健師の免許取得と、希望自治体の採用試験合格が必要です。
- 自分が保健師国家試験の受験資格を得るルートを確認する
- 希望自治体の最新募集要項で、資格・日程・試験科目を確認する
- 行政保健師の仕事内容を知り、必要な試験対策を始める
資格取得と採用試験を同時に考えると、やることが多く見えますが1つずつ進めていけば大丈夫です!
上記の3つをしっかりと確認して対策を行っていきましょう!
保健師採用試験の対策を行うなら「ほけしる」も合わせてご活用ください!
完全無料で200問の保健師専門試験の問題が解けますので、ぜひ↓





コメント