【判断推理は○○するだけ!】解き方のコツと勉強方法を解説します!

数的処理

●判断推理に苦手意識がある

●勉強方法がわからない

●得点が伸びない

本日は、このような悩みを解決する記事を用意しました。

この記事で紹介する「判断推理の解き方のポイント」「勉強方法」を実践すれば、判断推理の苦手意識がなくなり得点も伸びるようになるはず!

なぜなら、僕もこの考え方や勉強方法を身につけてから判断推理の苦手意識がなくなり得点源にすることができたからです!

(もともと、判断推理はめちゃくちゃ苦手でした。一見簡単そうに見えるのに、解いていくと時間だけが搾取されてきますよね、、、結局答えも出ずに諦めるを繰り返す、そんな受験生でした(笑))

みなさん、ご存知の通り、判断推理は公務員試験に置いて最重要科目の1つ。

ここを得点源にできるかどうかで合否は決まってきます。ぜひ、この記事を参考にして判断推理を得点源にしちゃいましょう!

前半記事では「判断推理の重要性や性質」、後半記事では「解く際のポイント」「勉強方法」について解説していくので、じっくりと読み込んでみてください!

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【記事を書いている僕は】

2021年度の公務員試験を受験(完全独学)

4つの自治体を受け、すべてに上位で合格

大学時代は公務員試験について調べまっくた公務員試験オタク

最初に僕が実際に使っていた問題集を紹介しておきます!僕はこの問題集を使って本番では8割ほど解けたのでかなり良書かなと!問題集で悩まれている方は参考までに!!

そもそも判断推理とは?

そもそも論、「判断推理」について解説していきます。

「判断推理」とは一般知識の中にある数的処理という科目の1単元です。

数的処理には、4つの単元がありその中の1つというわけですね。

●数的推理

●判断推理

●空間把握

●資料解釈

「判断推理」なにそれ?と疑問に思う方も多いと思います。

それもそのはず、「判断推理」という科目は、公務員試験独自の科目で、小学校や中学、高校で習うことがないからなんです。

問題の特徴としては、主にパズル論理のような問題が出題されます。公務員として事務的な仕事の処理能力がこの科目で問われるイメージです。

判断推理の主な内容としては

●命題

●集合

●対応関係

●嘘つき

●位置関係

●暗号

●試合(トーナメントなど)

●操作手順

こういった内容の問題が出題されます。

意外と勘違いされがちですが、数学が得意、不得意はあまり関係がなく、論理的思考創造力が必要になってきます。

苦手意識のある方が多い科目だと思いますが、誰でもやり方次第で得点源にすることができるので諦めず、一緒に頑張りましょう!

【捨てられない】判断推理の重要性

判断推理は苦手だから、捨て科目にしたらいいんじゃない?

このように考える方もいるかもしれませんが、現実問題そのようには行きません。

確かに、公務員試験において効率的に合格するために捨て科目を作ることも1つの選択肢です。実際、僕も人文科学、自然科学はほとんど捨てる方針で公務員試験を受けました。

しかし、「判断推理」におては、そう言うわけにはいきません。

なぜなら、【出題数が多い】からです。

職種過去の出題数(判断推理のみ抜粋)
国家一般職6問
国家専門職6問
裁判所一般職6問
東京都Ⅰ類B2問
特別区Ⅰ類6問
地方上級全国型6問
市役所A日程4問
数的処理の攻略法②判断推理編|スタディング

全40問の問題数のうち6問(約15%)が判断推理から出題されている計算になります。

合格ラインが40問中6割、24点以上と言われている公務員試験において空間把握はかなり重要な科目と言うわけです。

合格ラインを突破する方法を解説してます↓

判断推理を解く3つのポイント【ここだけ押さえておけばOK】

前半記事では、「判断推理の基礎、重要性」をお伝えしていきました。

ここからは、「判断推理を解く際のポイント、勉強方法」などを解説していきます。

数的推理を解く際のポイントは以下の3つです。

●確実な条件から潰していく

●図や表に落とし込む

とにかく手を動かす

詳しく説明していきます。

確実な条件から潰していく

ポイントの1つ目は、確実な条件から潰していくことです。

例えば

【問題】あるコンテストにA〜Dが参加した。A〜Dは1〜4位の賞が与えられることになり、その順位を決定した。ところが、後からEも加わることになり、A〜Dの順位はそのままで、Eの順位を加えて新たに順位を付け直した。Eも加わることが判明したため、1位の上を特賞とした。以下のことがわかっている時、確実に言えるものは次のうちどれか。

・Aの順位はEを加える前後とも3位だった

・AとBの順位の差はEを加える前後とも1であった

・BとCの順位の差はEを加える前後とも2であった

・Eを加えたことでDの順位は変わった

1:特賞はEである

2:Bは4位である

3:Cは1位である

4:DはCよりも上位である

5:Eは2位である

この場合、確実にわかっている条件として

・Aの順位はEを加える前後とも3位だった

 → Aは確実に3位

・Eを加えたことでDの順位は変わった

 → Eは特賞ではない

この2つがわかったと思います。

そうすると、すでに選択肢の1は間違いであることがわかりますよね。

このように、問題文を読んで確実に言える条件を探して潰していく。そうすることで、調べるべき条件を絞っていき回答を見つけていく方法が王道の解き方です!

図や表に落とし込む

ポイントの2つ目は、図や表に落とし込むです。

判断推理の解き方の基本として

問題文の読解 → 図や表に落とし込む → 推理する

この流れで解いていきます。

先ほどの問題を例にあげて説明すると

①「AとBの差は1である」という条件から下の図のような2つの選択肢が作れます。

②そして、「BとCの差は2である」という条件からさらに2つの選択肢が作れました!

③「Eは特賞ではない」という条件を当てはめると順位が確定します!

このように、問題文や条件を読解し、図や表に落とし込んで解いていくことが大切です!

正解は【4】

とにかく手を動かす

ポイントの3つ目は、とにかく手を動かすです。

上記でも述べたように、判断推理の基本的な解き方は

問題文の読解 → 図や表に落とし込む → 推理する

です。先ほどの問題は推測パターンが2つのみでしたが、問題によっては、3つ、4つの図や表を同時並行で推測していくことが求められます。

そのため、頭で考えるよりまずは手を動かす。仮説 → 検証 をとにかく繰り返すことが大切です。

判断推理は問題文を読み解く力が求められます。

問題文の意図をしっかり読み取り、図や表を用いながら解き進めてみてください!

判断推理の勉強方法はこの3つ!【確実に効果が出ます】

上記では、判断推理の問題を解く際のポイントをお話ししてきました。

ここからは、点数が伸びる判断推理の勉強方法を解説していきます。

判断推理の勉強方法は、ネットや書籍でたくさん紹介されていますが、僕が体験して一番効果のあった方法は以下の3つです!

解法パターンを暗記!!

●時間を測りながら解く

●問題集は最低3周

解法パターンを暗記する

勉強方法の1つ目は、解法パターンの暗記です。

正直、判断推理の勉強方法はこれに尽きると思います。

そもそも、判断推理は以下の問題パターンに分けることができます。

●命題【頻出度:やや高い

●集合【頻出度:やや高い

●対応関係【頻出度:

●嘘つき【頻出度:

●位置関係【頻出度:

●暗号【頻出度:

●試合(トーナメントなど)【頻出度:やや高い

●操作手順【頻出度:

頻出の問題はある程度決まっているので、これらの問題パターンの解法(解き方の手順)を頭に入れていけばOKです。これさえできれば、得点はどんどん伸びていきます。

判断推理が苦手、得点が取れないという人は1問1問「新しい問題だ!」と思って解いている可能性が高いです。そういった方はこれから紹介する手順で勉強してみてください。

問題を俯瞰して、これは上記の問題パターンのどれに当てはまるか考える。

 ※ここが重要!問題→解法ではなくて問題→問題パターン→解法の順で考える!!

その問題の解法パターンを思い出す

問題をみてパッと解法が出てくればOK!

 出てこなければ解答をみて解き方の手順を確認し時間を空けて再度挑戦

①〜③を頻出問題分繰り返す!

これで必ず判断推理の得点は伸びるはずです。

時間を測りながら解く

勉強方法の2つ目は、時間を測りながら解くです。

公務員試験において一番の天敵は「時間」です。

僕の体験談ですが、初めて公務員試験模試を受けた時、圧倒的に時間が足りなすぎて半分程しか解けませんでした。全て解き終わったのは1時間後。。。

そこから、「解く時間」を意識するようになりました。

自分の感覚とサイト、参考書などによるリサーチの結果、判断推理1問にかけられる時間は約3分。

この3分の間に、問題読解と仮説・検証を繰り返して答えを出すわけです。

本番は独特な雰囲気と緊張感から時間感覚が麻痺します。

日頃から「解く時間」を意識して問題演習に取り組みましょう!

問題集は最低3周解く!

勉強方法3つ目は、問題集は最低3周解くです。

上記で、判断推理の勉強方法は「解法を暗記することに尽きる」と説明しました。この「解法の暗記」に必要なのが問題集3周なんです。

1周目:わからないながら、問題→問題パターン→解法を意識して解く

2周目:問題パターンの理解が進み、問題をみて解法が浮かぶ数が増える

3周目:2周目で解法が浮かばなかった問題を中心に解法の漏れを埋める

このような、流れで問題集を3周するとある程度、頻出問題の解法が見えてきます。

もし仮に、3周しても解法の漏れがあるようなら4周、5周と繰り返しましょう。

僕自身は、覚えが悪かったので4〜5周くらいは繰り返し問題集を解きました。

ぜひ、3つの勉強方法のポイントを試してみてください!

まとめ【オススメの問題集を紹介!】

本日は、判断推理の解き方のポイントと勉強方法についてお話ししました!

【解き方のポイント】

●確実な条件から潰していく

図や表に落とし込む

●とにかく手を動かす

【勉強方法のポイント】

●解法パターンを暗記する

●時間を測りながら解く

●問題集は最低3周は解く

判断推理は出題数も多く、公務員試験においてはとても重要な科目です!ぜひ、この記事を参考にして得点源にしてください!

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この記事を書いた人
たくみ

社会人3年目(24)
「公務員を目指す学生や社会人へ公務員試験の突破方法」
をメインにブログを書いている人

【実績】
・2021年、2023年の公務員試験を受験
・4つの自治体を受験し、すべてに上位で合格
・Instagramではフォロワー1,700人突破!

知りたい情報などあれば気軽にコメントしてください!

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